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第21回 -「島根県盲聾教育発祥の地」記念碑-  


 新しく幼稚園に入った子どもたちも、幼稚園に慣れてきました。
この時期の交通事故に注意が必要です。


 松江の福祉の先覚者として福田平治とその妹与志が知られています。福田平治は1893年(明治26年)の松江大水害の時家族や財産をなくした特に子どもたちのために育児院を建てました。現在の県庁前、センチュリービルの所だと言われています。島根県で初めての児童養護福祉施設です。1905年(明治37年)には、妹与志とともに家業の印刷業を廃業して松江聾唖学校を設立します。

 数年前、この山陰で最初の聾唖学校の住所が「母衣町47番地」らしいということで暁の星幼稚園に問い合わせがありました。その後「母衣町50番地」ということが判明して、島根県立盲学校とろう学校が創立100年に当たる今年、記念碑を建設することになりました。 皆さんもお気づきだと思いますが、幼稚園と松江地方検察庁隣接地の一角に「島根県盲聾教育発祥の地」記念碑が建てられます。記念式典は5月20日に行われます。


 フランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝えて今日まで、カトリック教会は弱い人、虐げられている人々の友となってきました。キリシタン文書には「ミゼルコルディアの会」の記述があります。幼稚園の隣に建てられる記念碑を子どもたちが見るたびに目の不自由な人、耳の不自由な人の友となるように伝えたいものです。 

園長 原田 豊己神父

       
 

 


 

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