先日、神父さんたちの研修会で、たまたま同室になった方が幼稚園の園長先生を長くされている神父さんでした。
お茶を飲みながら、「園児が卒業アルバムに園長先生の似顔絵を書くとき髪の毛を書いてくれたのだが、どうだろうか。」と突然言われました。
もう80歳が近い方ですが、やはり気になるのでしょう。
「私も似顔絵書かれますが、ちゃんと髪の毛ありますよ」と私。そのとき神父さんが立ち上がり下から見上げるような状態になった時、まさしく「ひたい」しか見えず、思わず「しっ・しんぷさん。確かに」。
概念にとらわれない子どもの視点をあらためて感じされました。
日本は大きく変化しました。外国のニュースはヨーロッパ・アジアのものがほとんどなくなり、アメリカを中心とした狭いものになりました。意図的だとは思いませんが、何らかの概念的なものが作られていく気がします。子どもと同じように「なんで、どうして」の問いを大切にしたいと思っています。
今年も田部美術館さんが、園児をお茶会に招待してくださいました。ありがたいことです。
園長 原田 豊己神父 |
1月下旬、園庭に積もった雪に子ども達は大喜び。
あっという間に
ゆきだるま1号・2号の完成! |