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第19回 -「救助活動のこと」-  

 1月の初めに、ギャリー神父さんがフィリピンに調査に行かれました。インファンタの教会が壊滅的打撃を受け、今でも復興が遅れているとのニュースをもらったからです。中越地震、スマトラ島大地震とインド洋津波の被害のため、インファンタのことは話題に上らなかったことも確かです。

 救助は、現状がどのようになっているかを自分の目で見たときから始まると言われています。すなわち「態度で示すこと」が基本です。
 
 1964年東京オリンピックの年に、「幸せなら手をたたこう」が流行し、現在まで多くの国で歌われています。この歌詞は、フィリピン農村でのワークキャンプの体験から生まれたのだそうです。1959年キャンプの合宿所だったパンガシナン県の小学校の校庭で村の子ども達が歌っていたスペイン民謡曲に、旧約聖書詩篇47の一節をヒントにしたそうです。
  
   
    「すべての民よ、手を打ち鳴らせ。
        神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ」
     

 まだ激しい反日感情が残る中で、「態度で示す」援助が人びとに理解され、新しい枠組みを作り上げていく。この歌の背景にはそのような歴史があるのです。

 
木村利人早稲田大学名誉教授のエッセイにありました。
 今回の地震と津波の被害への援助が国家戦略に利用されている現実の中で、私たちも相手に響く「態度で示す」援助を行いたいものです。

                 園長
 原田 豊己神父
2月3日(木)
 節分の豆まきをしました。
  幼稚園に赤鬼と青鬼が
   やってきた。キャー!
  

鬼さん、バイバイー。
 泣くの我慢で
  豆をいっぱい投げたよ。

 


 

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