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第28回 -「星に導かれて」-  

私たちは「イエス・キリストの誕生」をクリスマスと呼びます。
しかし、ラテン系の言葉、例えばノエル(フランス語)、ナタ―レ(イタリア語)では、「生まれる」という意味を持った言葉で表現します。
クリスマスは「キリストのミサ」の意味で「キリストの誕生」とは直接に関係していません。
おそらくミサのないクリスマスは考えられないからこのように表現したのでしょう。


文献に残る日本での最初のクリスマスは、1552年の山口のクリスマスです。
ザビエルが去った後、キリシタンたちはクリスマスを「ナタラ」と呼んで大切に祝っていました。

フロイスの「日本史」には、「八里ないし十里の遠方から来ることをいとわず、・・・徒歩でやって来たのである」とあります。
東方の博士たちが、はるばる星に導かれてベトレヘムに幼子イエスに出会うためにやってきた故事に倣うためだったかもしれません。

どうか皆さん、教会のクリスマスにお出かけ下さい。

園長 原田 豊己神父


               




 


 

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