選択してください
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
第31回
第32回
第33回
第28回
-「星に導かれて」
-
私たちは「イエス・キリストの誕生」をクリスマスと呼びます。
しかし、ラテン系の言葉、例えばノエル(フランス語)、ナタ―レ(イタリア語)では、「生まれる」という意味を持った言葉で表現します。
クリスマスは「キリストのミサ」の意味で「キリストの誕生」とは直接に関係していません。
おそらくミサのないクリスマスは考えられないからこのように表現したのでしょう。
文献に残る日本での最初のクリスマスは、1552年の山口のクリスマスです。
ザビエルが去った後、キリシタンたちはクリスマスを「ナタラ」と呼んで大切に祝っていました。
フロイスの「日本史」には、「八里ないし十里の遠方から来ることをいとわず、・・・徒歩でやって来たのである」とあります。
東方の博士たちが、はるばる星に導かれてベトレヘムに幼子イエスに出会うためにやってきた故事に倣うためだったかもしれません。
どうか皆さん、教会のクリスマスにお出かけ下さい。
園長 原田 豊己神父
Copyright (C) 2002 Matsue Akenohoshi Kindergarten. All Rights Reserved.